大地震が怖いから耐震診断をします

耐震診断とは、すでに建っている建築物の強度を調べて、地震に対する耐震性を導き出し、建物が受ける可能性がある被害の程度を把握するためのものです。

2011年3月に発生した東日本大震災や2016年4月に発生した熊本大地震をはじめ、日本は地震の多い国です。

数十年以内に、首都直下型地震や東南海地震など、マグニチュード8クラスの地震が来て、大きな被害が出る可能性があるとも言われています。

今後、このような地震での被害を最小限に抑えるために、私たちが暮らしたり仕事をしたりする建造物の耐震診断と耐震補強は必要です。

耐震診断を行うことによって、震度6から7の地震が発生した時のビルや家屋が受ける可能性がある被害の程度を導き出すことができます。

その結果をもとに、建物のどの部分をどう設計すれば地震に耐えることができるのかということを設計図にして表す耐震補強設計をします。

この設計に基づいて耐震補強をし、地震に耐えられる建物を増やしていくことが一番大切なことです。

コメントは受け付けていません。

タイトルとURLをコピーしました