集塵機とはどういった機械なのか

集塵機とは、空気中に飛散した埃や塵を吸引する事を目的とした機械です。飛散する粉塵を除去する事で、粉塵による健康被害を防いだり、粉塵火災を防ぐために使われます。働きは掃除機や空気清浄機と似てますが、掃除機は強い吸引力でゴミを吸い取るように作られており、それに対して集塵機は取り込む空気の量を増やし、大気ごと飛散する埃や塵を吸い込むようになっています。

環境によって使われる集塵機が異なり、工場などの施設の決まった場所で、定期的に出る埃や塵に対処する必要がある場合、設置するタイプで大型の集塵機が選ばれます。一方、工事の作業現場や家の建築などで木材、石膏ボードを切断する際の粉塵に対処する場合、持ち運びができるように小型のものが選ばれ、掃除機のような使い方をされます。更に、小型の場合は乾いた粉塵のみを吸い込む用途の乾式専用タイプと、水や水分を含んだものを吸い取っても耐えられるように作られた乾湿両用タイプがあります。